ITニュース

2005年06月11日

Apple+Intelで読めてくる2つのこと

Apple+Intelの件について、PC Watchで先日の本田氏に続いて後藤氏のコラムにも、この決定に至ったバックグラウンドについての考察が述べられている。

要約すると、同じ「CPU」でもPCとゲームで求められることは違うということ。PCはクロックアップやマルチコア化など、それ単体の継続的な性能アップが求められている。それと、ノートに合った省電力CPUもしかりだ。

それに対してゲームは、1度それ向けの最適なCPUを出せば約5年間同じものが継続的に生産される。CPU自体の性能アップよりも、ゲームの特徴を引き出すためのカスタマイズが求められることもあり、その代わりCPUの基本設計はPC向けに比べシンプルでいい。無論、ノート向けを考える必要はない(携帯ゲーム機はまた別の話)。

で、傾向としてIntel(のx86)は前者、IBMのPowerPCは後者向けに進化を続けており、Macは基本的にPCであるため、PowerPCを使い続けることが難しくなったということだ。非常に大ざっぱに言ったので、今回の件をきっちり押さえておくなら上記のコラムを読んでおくことをオススメする。


さて今回の件、日本語で読めるITニュースとしては、CNETがThe Wall Street Journal紙に掲載されたことが5/24に記事にしたのが第一報だったと思う。そこから発表までにだんだん信憑性が高まってくる記事が載ったのは、いずれもソースが米国IT関連誌の記事だった。まぁAppleの本拠地だから当然といえば当然だが、日本国内のIT関連メディアには、こういった記事がほとんどない。

なぜなら、現在の日本のIT関連メディアは未発表の情報についてほとんど記事にすることが基本的にできないのだ。唯一日経だけは、先日のiTMS 8月スタートのような記事を書けるが、あそこはいろんな意味で(詳しくは言わないが)報道の仕方、仕組みが違う。

しかし、発表後のこの件の考察についての記事を比較すると、先に挙げた2つのコラムが、どこよりも理論的というか、2人ともそれぞれの専門分野から見た事実に基づいた視点(“感情”に流されてない)で書かれており、非常に的をついた記事だと思う。逆に海外の翻訳解説記事はイマイチピンとこないというか、申し訳ないが表面的な推測ばかりという印象を拭えない。まぁ翻訳というフィルタがかかっていることもあるし、本国では他にこれ以上、またはこれに匹敵する記事があるかもしれないが。

IT関連の大きな動きや技術的なイノベーションの多くは海外からやってくるので、それをいち早くキャッチするには、やはり海外メディアを外すわけにはいかない。しかし、それをかみ砕いてくれるというか、読者向けに編集したものは、圧倒的に日本のIT系メディア、特に実績のある日本人ライターの記事が勝っているんじゃないか、と今回の件で感じた。

まぁ要は、メディアにもそれぞれ得意不得意があり、読者は知りたいことに合わせて読み分けましょうということですな。個人的には日本でも日経以外に未発表のニュースに対して独自のやり方をするところが合ってもいいと思うんだけど、現状では難しいかな。

takeshi_a at 00:32|PermalinkComments(0)TrackBack(2)

2005年06月08日

Apple+Intel=最強Mac誕生か!?

Apple+Intelの話題で感じたことをいくつか。

どの記事も「今のWindows PCでMacOS Xが動くことはありえない」と釘をさしているが、日経BPの記事では逆にIntelMacでWindowsが動く可能性が述べられている

さもあっさり書かれているが、本当にそうであれば最強Macじゃん!?アップルの狙いはコレだったのか!とも思えてくる。またPC Watch本田氏のコラムではさらに技術的な面からその可能性を指摘している。Apple側が意図してWindowsを動かせないようにしなければ、現在のVirtual PC以上のパフォーマンスでMacOS上でのWindows起動、またはデュアルブートもありえない話ではなさそう。もし実現すれば、そりゃ買うしか!(笑)

このほか、本田氏のコラムでは講演内容とその背景からうかがえるストーリーの推測が載っている。Macだけでなく業界全体の視点から見ていてためになるので必読。

Mac miniをPCユーザーに対して強くアピールしたのも、今回の発表を見据えたものではないかという指摘も面白い。以前から秘密で作られてきたIntel対応MacOS X、iPod・iTunesのWindows版、Windowsユーザーを意識したMac mini、そして今回の発表…すべてはストーリーどおりか!?

Macユーザーの多くに変わらないことを望む悲観的な意見が多いが、変化があってこそ次のイノベーションが起こるわけで、Appleが望むPowerPCにはないアドバンテージを活かした製品の誕生を望みたい。それと、これが停滞するWindows PC市場にもいい影響与えてくれれば!

takeshi_a at 02:20|PermalinkComments(2)TrackBack(4)

2005年06月06日

SunがAppleにラブコール?

Sunの社長Jonathan Schwartz氏が、AppleのIntelチップ採用(まだ正式発表された訳じゃないけど)を歓迎し、次期MacにSolaris 10を採用しないか?と自身のブログに書いている。

まぁ、自らブログで公開する時点で本気とは思えないけど(本気なら極秘で相談持ちかけるでしょ)、こういう思いつきを社長自らポンと公開する文化が、とてもユーモアがあって好きだし、ブログならではだと思う(プレスリリースでは書けません)。騒ぎに便乗してさりげなくSolaris 10の宣伝をする意図が見えるけど、ホリエモンらの社長ブログと比べると、ブログをうまく使う文化が、一枚上を行っている一面を見た気がする。

でも、もし万が一、本気の提案だとしたら、仕様だけでなく取引までオープンにするという新しいビジネスコラボレーションのカタチとして、これまたクールかも。

これをニュースにするCNETもいいです。横並びな日本産IT系メディアでは、どこもできてない領域ですな。

(すいません、昨日あまり寝てなくて、意味なくハイになってます…)

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2005年06月05日

AppleがIntel CPUを採用すると…?

WDC開幕を待たずして、以前から噂に上がっていたAppleがIntel CPU採用に向かう記事がCNETに載っている。実現すれば業界に大きなインパクトを与えると思うけど、Macユーザーはかなりフクザツだろう。かつてのMacOS 9→X、680x0→PowerPCのように互換性があまり期待できないと思うので。

Macユーザーでない外野から見て、まぁ必然的な流れだなと思う。IBMプロセッサのゲーム機CPUでの相次ぐ採用やPowerBook G5がなかなか出せない見て、汎用性や省電力に対してポジティブじゃなさそうで、ズルズルとつき合ってたら長期的にいい方向に向かうとも思えない。特に省電力性は「速さ」が頭打ちになってきている今、ノートPCに限らず重要になるとだろうし。価格面でも優位なIntelと組んだ方がMacの将来も明るいだろう。

AMDはこの動きにカンでいたのだろうか。対IntelにおいてAppleを味方につけることができれば、Sunとの提携以上に大きいと思うのだが。IntelとAMDの絶対的な性能比はよく知らないが、モバイルの側面から見るとIntelに分がありそうだし、その辺の影響もあったのだろうか。まぁ、後で「AMDも採用します」なんてこともあるかもしれないけど。

まぁそれはさておき、ITのいろいろなところで統合がどんどん進んでいる今、PC系=Intel ゲームなど=IBM系というように収束していっても、まったく不思議じゃないと思う。

AppleがIntelを採用したところで「PCでWindowsとMacが両方動く」なんて話は、これまでのJobsや今のAppleの業績などからおそらくありえないと思う。けど、ミニノートなど今までPCでしか実現しなかったものがMacでも実現するかもと思えば、期待せずにはいられない話じゃないだろうか。Macユーザーからすれば、互換性がないと大変だけど、過去の例からみるとなんだかんだいってもAppleの行くところに付いて来ちゃうし、意外とその辺の楽観視がAppleの決断の決めてだったりして?

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2005年05月17日

次世代ゲーム機が発表されたけど、本当に大丈夫なの?

Xbox360PlayStation 3が発表されて、特にPlayStation 3はそのスペックがスゴイとか。個人的に特にゲーム機はスペック云々より、肝心のゲームが面白いのか、または一緒に搭載される機能(PS2だったらDVD再生とか)は使えるのか、など興味があり、今どーこーいう気はないけど、仕様に「テラ」なんて単位が入っちゃったりしているから、そりゃスゴイんでしょうな。

ところで、Xbox360が発表された日にCNETに次世代ゲーム機の登場に不安を募らせる開発者たちという記事があった。要はゲーム機のスペックが上がるにつれ開発費も膨大になり、作れるベンダーも限られていき、ゲームの種類も限定され、ゆくゆくはゲーム業界が停滞するんじゃないかということ。ワタシはとっくにそういうことは起こっているんじゃないかとも思うけど。

PS2からPS3にかけてスペックが大幅に上がったことで、これを活かせるようなゲームが出てくる数はさらに少なくなるんじゃないかと思う。つまり、世間に面白いと認められるゲームだけでなく、絶対的なタイトル数も減少していくかもしれないと。ハードはどんどん強力になっていくけど、それに開発者やユーザーまでついてこれず、その差はさらに広まるんじゃないかな。そしてそれを見越してPlayStationだけでなく任天堂も初めて次世代機に下位互換性を確保したんじゃないかな。

ハードスペックとユーザーとの差が広まると、いくら良くてもユーザーはまともに見てくれなくなってしまうとも思う。ちょっと前からゲームのユーザー離れが進んでいるというけど、それってゲームがつまらなくなったんじゃなくて理解できなくなっちゃったんだろう。だから比較的スペックが限定される携帯ゲーム機の方が人気があったりするんじゃないかと。昔の天才が生きている間は変人扱いされ、後世になってその才能が認められるみたいな。ワタシはPSPとNintendo DSの対決について縦(スペック)の進化をしたPSPより横(既存技術の応用)の進化をしたDSが勝つんじゃないかと、最近のnintendogsの評判を見て、改めて感じている。

最近、個人的に興味が沸いたカメラでも似たようなこと感じてて、スペック的な最高レベルを突き詰めようとはまったく思わない。金がめちゃかかるし、投資に見合った楽しみや満足を得られるとは思えない。自分が納得でき、予算がついてこれる一定レベルまで追い、あとは撮った写真をオンラインアルバムで公開したり、Flickrのようなサービスで交換できたりすれば、少ない投資でより楽しめると思うのだ。

果たしてゲーム機の進化に人間はついてこれるのか!?あ、決して進化が悪いというわけではないので誤解のなきよう。

あ、トップページの右上にオンラインアルバムへのリンクをし始めたので、それもよろしくです〜(笑)

プレスリリースの中でコーエーが面白いコメントを書いている。ゲームメーカーからすれば、まさにマシンとの死闘なんだろうな、と。とにかくがんばってユーザーを楽しませてほしいところ。

株式会社コーエー 代表取締役会長 襟川恵子様のコメント:
久夛良木社長との「決戦」のひぶたが切られました。挑戦状は「プレイステーション 3」。コーエーでは、日夜その潜在能力をフルに引き出すための死闘が続いています。皆様にお喜びいただけるような、先端技術と複合芸術を融合した究極のエンターテインメントをお届けできれば幸いです。


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2005年05月13日

IT系雑誌のキビシさが浮き彫り

f/xに載っていた2004年7月-12月のIT関連雑誌の実売部数ランキング(ABC公査部数)。

第1位 日経パソコン 281,408部 ( 19,150部 減少 )
第2位 週刊アスキー 162,348部 ( 13,714部 減少 )
第3位 日経PC21 141,535部 ( 8,833部 減少 )
第4位 アスキー.PC 81,267部 ( 15,513部 減少 )
第5位 日経NETWORK 62,886部 ( 4,736部 減少 )
第6位 日経WinPC 61,100部 ( 11,650部 増加 )
第7位 日経CLICK 55,310部 ( 9,580部 減少 )
第8位 日経ベストPC+デジタル 54,240部 ( 19,807部 減少 )
第9位 Yahoo! Internet Guide 52,360部 ( 9,499部 減少 )
第10位 ASAhIパソコン 46,936部 ( 1,513部 減少 )
第11位 YOMIURI PC 46,055部 ( 1,714部 減少 )
第12位 Mac Fan 46,050部 ( 968部 減少 )
第13位 日経コンピュータ 45,761部 ( 1,663部 減少 )
第14位 日経エレクトロニクス 40,347部 ( 768部 減少 )
第15位 Mac People 38,451部 ( 495部 減少 )
次 点 日経ものづくり 38,546部 ( 1,323部 減少 )

唯一の光芒は「日経WinPC」が、元気な事。
各社のDOS/V誌も含めて、そこそこ好調な印象を持っていましたが、意外でした。
新聞社系の2誌「ASAhIパソコン」と「YOMIURI PC」は踏ん張っています。Mac誌も堅調。
読まなくても別に困らなくなった物から、切り捨てられている感じを受けます。

We Love 牛丼!いや、まさに「いやはや、なんとも.........。」、雑誌業界はかなりキビシイことになっていることが数値として表れている。ここに出ているだけを見ると日経(WinPCを除く)とアスキー系が苦戦しているのが顕著だが、この下もかなり厳しい数値が並んでいそうだ。

日経はやはり危機感を感じているのか、売り込みが激しく、ワタシの手元や自宅にもDMがしょっちゅう届き、たまに編集部まで仕事中に電話がかかってくる。イベントで見本誌をもらったときなどに渡す名刺から来るのだろう(ん?これって個人情報保護法とかひっかかるんでない?)。向こうも必死なのはわかるが、購読する機もないので、いつも「今、忙しいので…」とお断りしている。でもタダで配っているのを見ると、つい名刺を渡しちゃうんだけど。

とりあえず昔からこれらの雑誌にはとてもお世話になっているので、がんばってほしいところ。興味を引く記事があれば、なるだけ買いますので。ヨドバシのポイントで…(爆)

takeshi_a at 20:13|PermalinkComments(3)TrackBack(1)

2005年05月10日

情報配信するならもう一工夫必要でしょ

SUMOLIVE.TV相撲が行われている両国国技館内で無線LANによる情報配信サービスが発表された。無線LANアクセスポイントを館内に設置し、相撲に関する情報/映像を館内のみに提供するとのこと。音頭をとっているのはインテルらで、Centrinoの利用拡大に向けた施策として相撲のほかにもレース場や野球のスタジアムなどでも無線を利用した情報サービスをはじめている。ワタシも以前、レース場でこのサービス体験したことがあった。

しかしこのサービス、実はなかなか思った通りライブ映像などを受信ができないことが多い。無線LANの電波がうまくキャッチできなかったり、あちこちウロウロしてようやくつながったと思ったらライブ映像が落ちてこない、まわりにPCを開いている人が見あたらなくても「いっぱいです」とかではねられる。また限られた時間でユーザーを欲しい情報に導くには高レベルのサイトデザインも必要だ。これらどこか1つでもひっかかるところがあると、PCに表示されるデータも見ながら試合を楽しむはずが、コンテンツを表示させることに苦労して試合を楽しむどころじゃなくなることさえありえるのだ。

また、コンテンツを配信させるためのサーバーなども見せてもらったのだが、結構大規模なものだった。さらに、無線LANを利用するとなると、アクセスポイントなどのネットワークインフラも会場が大きくなればなるほど大規模なものが必要となる。その設備を整え、維持していくとなるとある程度知識のある専任者も必要となるしコストもかかる。

おまけに根本的な問題として、観客がPCをこうした場に持っていくことに無理を感じる。レース場なら集まる観客層とモバイルPCを持つ層との重なりがありそうなのでまだわかるが、中高年が中心の相撲はどうか。レースでさえPCを使って楽しむ理想と現実の差を1度体験すると、重くてしかも壊す危険さえある場所に持っていく気も萎えてしまいそう。どうせやるなら簡単操作の小型端末をレンタルするくらい準備をした方がいいと思うのだが…(それじゃCentrinoの宣伝にならない?そこは工夫でしょ)。

もし「データ配信をやれば、そういうのが好きな客が集まるだろう」というもくろみならば、あまりに甘すぎる。まさに「箱だけ作った」だけで、後のことを考えてないお役所的発想にしか見えないのだ。

こうした試みをすることはいいことだと思うけど、記事を見る限りあまりに企画が貧弱というか、本気さが感じられない。しかも相手がITやマーケティングなどに疎そうな相撲関係者となると「だまされているんじゃないか」とさえ心配をしてしまうのだ。相撲の人気は低迷中で「わらにもすがる思い」かもしれないし。いらぬ心配ならいいけど。

相撲を見に来る人に「Centrino搭載のノートパソコンを持ち込めば、Internet Explorer 5以上、Windows Media Player 9以降のアプリケーションを使って誰でも無料でアクセスできる」ってどれくらいに意味が通じるのやら…

takeshi_a at 02:08|PermalinkComments(0)TrackBack(1)

2005年04月25日

じゃあ、セキュリティ対策ソフトどれ選べばいいのよ?

トレンドマイクロ発の一連の騒ぎ、これに関する個人的なところでちょっと信じられないことがあって半ばあきれているのだが、公に書くことではないので、このハケグチのみで自粛。いろいろ考えないとなぁ…

多分これを狙ってマカフィーが定義ファイルの更新体制を公表をしたのは激しくワラタ、どこかの本に書いてあったけど、マカフィーは以前からこういう戦略をよくとるらしい。今回の件で、大手法人ユーザーでどこがトレンドマイクロを採用しているのかわかっちゃったし、これらに対してシマンテックやマカフィーは激しい売り込みをかけてくるだろう。トレンドマイクロは直近の対策も大変だけど、騒ぎが収まってからの防衛策にむしろ手を焼きそう。大手ユーザーとしても自社システムでどんなセキュリティ対策をしているのかが公になったことも乗り換えを検討する要因になりそうだし。

個人ユーザーも業界紙だけでなく一般紙を騒がす事件を起こすと激しくイメージが落ち、回復するのに時間がかかりそう。シマンテックもちびちびとセキュリティホール見つかっているんだけど、一般の人はほとんどこんなこと知らないかも。OSの脆弱性発見と一緒で、セキュリティ対策もマイナーなところの方が狙われなく安全かもしれない。まぁ今回のトレンドマイクロは自爆なんだけど。

そういや、マイクロソフトがスパイウェア対策だけでないセキュリティ対策ソフトを近々出すかもって話もあるけど、これってどうなるんだろう。自社OSのセキュリティ対策を別製品で出して金取るんだったら、OSをなんとかしろってことに当然なるはずだし。格好の攻撃対象にもなるだろうし。

ワタシはトレンドマイクロ使っているけど、今回の件で懲りて凡ミスをしないことを期待しつつ使い続けようかと。性能的にも気に入っているし、全体から見ればそれほど攻撃対象にもならなそうだし。

takeshi_a at 23:04|PermalinkComments(2)TrackBack(1)

2005年04月23日

シナジー効果ってほんとにあるの?

今週発表されたアドビのマクロメディア買収について。CNETに100以上のトラックバックが集まり、その多くが占めている「FlashやDreamWeaverはどうなんのよ!?」っていう議論(悲鳴?)は、Web制作からとうに離れたワタシにはあまり関心ないが(一応仕事にしてたときに買ったDreamWeaver 4はまだPCに入っているけど、ほとんど立ち上げない)、R30極東ブログなどを読むと、その背景についていろいろ興味深い考察がされている。

っていうか、この方たちITに関係ない話題でも鋭すぎることビシバシ書いているのに、この話題でもここまで突っ込めることを見せつけられると「自分の仕事はなんなんだ」と自信を失いそうになる。が、「何いってんだ、経験1年ちょっとのなんちゃって記者のお前がプライド持つなぞ10年早いわ」と自分にツッコミ、思い切り参考にさせていただきました、ハイ。

と、それはともかく、アドビはPhotoshopやIllustratorの進化に限界が来て電子ドキュメント管理に力点を移しつつ、それとの連携が必至なWebにも手を出したいが、ノウハウがないためマクロメディアが必要になった。マクロメディアはFlashから独自の手法でWebのインタラクティブ性を追い求めたが、現状は思うようにうまくいってない…というのは大ざっぱに目で見れば多分当たっているんじゃないだろうか。実情はよく知らないけど、仕事で何度かアドビを見た印象として、PDFを核とした企業向けソリューションに力を入れているのは確か。そういや、1年前にCEOの話を聞いてた(そのときはその戦略もあまり理解してなかったけど)。

ただ、自分の意見として、この件を含め大規模な買収が続いているけど、これらのほとんどはユーザーに利益をもたらすことにはならないんじゃないかということ。「シナジー効果」ってよく聞くけど、元々違う2つ製品や開発チームなどを1つに統合してよりよいものにしていくのは、そうそう簡単にできることじゃない。1+1=2には決してならず、同じ業種でも文化の違いからいろんなところで剥がれ落ちるものがあり、エネルギーを消費する。わざわざ合併しなくてもライバル関係として切磋琢磨してくれてた方が発展も早いはず。

唯一利益をもたらす場合としては、いい製品をもちつつも経営に難があり、続行が難しいところにカネのある企業の救いの手が入る場合だろうが、マクロメディアがそこまで追い込まれていたとも思えない。そんなわけで、自分には直接的な影響は受けないけど、あまりいい話とは受け取れないのだ。どうかアドビにはこの不安を打ち破ってほしいところだけど。

takeshi_a at 18:54|PermalinkComments(1)TrackBack(0)

2005年04月22日

日本人にはできないOperaの宣伝方法

Opera Opera 8がリリースされて、日本語版の登場も待ち遠しいところ。私は現在、IEベースのUnDonutをメインにして、Opera、RSSリーダーのHeadline Readerを使い分けているが、Operaはほぼニュースサイト巡回専用にしてる。見出しページ→記事→見出しページという動きを繰り返すときにメモリキャッシュの威力が発揮される。代金を払って広告を消して愛用するだけの価値があると思う。

で、その新版のOpera 8だが、ダウンロード件数が最初の48時間で60万件に達したとのこと。さらに、
喜びにわく Opera 社であるが、 CEO である Jon S. von Tetzchner 氏は21日の社内会議の席で、 Opera 8 が出荷後最初の4日以内に100万ダウンロードに達した場合、一杯のホットチョコレートを飲むために故郷のアイスランドに住む母親の家に立ち寄る以外は、ノンストップでノルウェーから米国まで泳いでわたる、という大胆な宣言したそうである。-Japan Internet.com Internet Watchにも記事あり
うまいなぁ、こういうこと報道させてさらにダウンロード数の勢いを加速させようとは。アメリカンジョーク的だけど、北欧の人もユーモアがある。一方、日本でOperaの旗振り役のはずのライブドアはやる気を失っているし。日本語ページでググればトップに出てくるんだから「Opera○万本売れたら、次××買います」とかホリエモンにやってほしいところ…もう小さい事業につきあっている暇ないか。

そういや、こないだWBSやInternet Watchで紹介されていた、キャッシュレス社会が浸透しつつあるというアイスランド。こういうマニアックなところ死ぬ前に一度行ってみたい。

takeshi_a at 14:00|PermalinkComments(1)TrackBack(0)